新宮山古墳
概要:多々良造園の裏手にある巨大な前方後円墳。副葬品が装身具と小型の針で武器などが見つからなかったのが特徴である。

種別:石棺系竪穴式石室(長さ2.5m、幅8.0m、高さ7.0m)
時代:古墳時代中期(5世紀前半)
所在地:山口市大字吉敷宇新宮(土地所有者は多々良造園〔株〕)
立地:吉敷川扇状地東岸が接する山の南端(吉敷地区)
標高:約64m
形式:前方後円墳
遺構:全長約36m、後円部径約24m、前方部幅約13m、後円部高さ約3m、前方部の高さ約2m
出土遺物:ねじ門鏡、鉄斧、小品製の勾玉、切子玉、算盤玉、ガラス製小玉
備考:副葬品に武器などがなく、装身具と小型の針だけあることから、女王墓の可能性がある。