西生森古墳
概要:墳丘におびただしく小石が交っており、開口していない。そのため、内部構造等は未発掘で不明とされている。墳丘上から弥生土器が出土した。

種別:古墳
時代:古墳時代(推定)
所在地:山口市大字上矢田170
立地:仁保川と小鯖川に挟まれた沖積平野
形式:円墳(墳丘上に大小の礫あり)
現状:墳頂には鎌倉時代のものとされている五輪塔があったが、現在は移動されている。墳丘上に見られる土器片には木の葉紋をあしらった遠賀川式土器と呼ばれる弥生時代前期の標識的土器も見られている。この「遠賀川式」の分布は北九州〜伊勢湾と広範囲に及ぶ。
出土遺物:埴丘上から、須恵器片、土師器片、弥生土器片。