土師宮古墳群
概要:小円墳6つからなる群集墳だが、盗掘にあったと思われ詳細は不明。すべて南西方向に陥没しており、横穴式石室の可能性がある。また、石材が全く見られないため、木棺で直接埋葬されたと見られている。

種別:群集墳
時代:古墳時代(後期〜晩期)
所在地:山口市吉敷(土師宮八幡宮敷地内)
立地:吉敷川左岸、鋤尖山より南に伸びた舌状丘陵南西側斜面(神社の南西)
標高(比高):40〜50m(20〜30m)
形式:小円墳6基(いずれも直径10m内外程度)
現状:
出土遺物:詳細不明(盗掘にあったと思われる)
備考:1978年と2000年に我が部が実測を行っている。1〜4号墳(丘陵頂上から1号墳、2号墳…6号墳とする)に関しては、その墳丘を取り囲むようにほぼ半円形に溝が巡っていることが1978年の実測で確認されたが、2000年の実測においては確認できなかった。現在は古墳のある斜面に植樹されているため立ち入りが困難である。